
代表取締役 古瀬 雅章
先代社長・古瀬昭夫より事業を引き継ぎ、代表に就任したのは2005年、46歳の時でした。
当時の建設業界は、談合に象徴される旧態然とした業界体質の改善が求められていた『変革』の時節でもあり、私の就任は当社の変革にとっても丁度いいタイミングだったと思います。
国内経済が縮小する中で、日本の建設業界が生き残る道を模索したところ、縁あって手掛けることになったのが京都市営地下鉄四条駅リニューアル事業です。
本事業では企画段階から京都市と協議を重ね、意匠、設計、施工に至るまでの行程を全て自社で行い、2010年、コトチカ四条として開業するまでに至りました。
この実績は、無から事業を掘り起し、形あるものを創り上げたという自負に繋がり、今現在手掛ける『街づくり』事業に脈々と引き継がれています。
木屋町通りに面する元立誠小学校は、2020年7月1日の竣工以来、より多様な機能を有する複合施設「立誠ガーデン ヒューリック京都」として生まれ変わりました。
古瀬組は、このような公的不動産官民連携事業を含む『提案型事業モデル』の構築を通じて、これからも京都の『街づくり』に邁進してまいります。
古瀬組が考える建設業の在り方―『街づくり』にどうぞご期待ください。